• 技能実習生とのコミュニケーションにおいて

    技能実習生とのコミュニケーションにおいて、言語の壁があるとお考えの会社も多いようですが、実際には日本語でのコミュニケーションは可能です。

    彼らはどのように日本語を学んでくるのでしょうか。
    まず、技能実習生は国際交流基金などが主催する日本語検定に基づいて日本語を学習してきます。日本語検定は、日本語を母国語としない人々の日本語能力を認定するために設定されてた検定です。

    日本語検定のレベルは以下のようになっています。

    N5初級レベル(やさしい日本語)小学生低学年
    N4初中級レベル小学校高学年
    N3中級レベル(日常会話や簡単なビジネス会話が可能)中学生レベル
    N2上級レベル(日常会話やビジネス会話が可能)高校大学レベル
    N1上級レベル(国際通訳が可能なレベル)医者、弁護士レベル

    これらのレベルは目安であり、実際の技能実習生の日本語レベルは個人によって異なります。ただし、彼らは日本に来る前に「ひらがな」「カタカナ」「漢字」を学び、基礎的な日本語を習得しています。

    技能実習生は、入国前に母国で320時間以上、日本に到着後の最初の1か月間に180時間の日本語教育を受けます。ほとんどの技能実習生はN4レベルまで到達しますが、漢字に苦戦することが多いです。フィリピンなどの国では漢字はアートの一部として扱われ、タトゥーのデザインにも使用されおり、文字としての認識が苦手です。

    技能実習生は、基本的な会話や挨拶、簡単な指示の理解など、基礎的な日本語を問題なく理解できます。その後、実習生活や日本の生活環境での日本語の使用により、さらなるレベルアップが可能となります。早い方では、入国2年目でN3、3年目でN2の日本語検定に合格する実習生もいます。

    また、技能実習生を受け入れる企業側が配慮をすることで、コミュニケーションの円滑化が図れます。そのため、企業側も少しの配慮をすることで、技能実習生とのコミュニケーションを効果的に進めることができます。例えば数字の書き方や読み方、疑問文の使い方など日常私たち日本人が意識をしていないところですが、ほんの少しの配慮をすることで技能実習生とのコミュニケーションは飛躍的に向上します。

    実習生とのコミュニケーションは言葉の壁というよりも、会社独自の専門用語、業界用語などの専門性の高い言葉をまぜてコミュニケーションをすることにより問題が発生することも多くあります。そんな課題をクリアして、お客様によっては工場で働いている社員の半分が実習生になっておりところもあります。

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